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【ミドル世代】リフォームで変わる毎日。年を重ねても快適に暮らすためのヒント

公開日：2024/11/17
最終更新日：2024/12/11

神戸で25年、みなさまに上質なライフスタイルをご提案してきたガゼボです。

ミドル世代になるとライフスタイルが変化してきます。老後のことを考えて、バリアフリー化を検討している、あるいは、子どもが独立し、家が広すぎると感じて、そろそろ住まいのリフォームを、とお考えになる方も多いでしょう。

でも…「リフォームって、どこから始めればいいの？」「費用はどれくらいかかるの？」と考えていらっしゃいませんか？

リフォームは、単に家を修繕することではありません。それは、これからの自分らしい暮らしをデザインすること。生活しやすく、かつ心身ともにリフレッシュできるような、自分だけの安らぎの空間を手に入れるチャンスです。

適切なリフォームは、日々の生活の質を向上させるだけでなく、住まいの資産価値も高めることができます。今回は、あなたにぴったりのリフォームのコツをご紹介します。

リフォームの目的を明確に

まずは、リフォームの目的を明確にすることが大切です。以下のような目的があげられます。

快適性の向上

断熱材を追加することで室温を安定させ、採光や通風を改善して居心地の良い空間を作ることで快適さを向上できます。また、防音対策をすることで静かな部屋にしたり、最新の設備を導入して生活の質を高めたりすることもできます。

エネルギー効率の改善

高性能な断熱材の使用は、冷暖房効率を上げることにも有効です。さらに、LED照明への切り替えで電気代を削減したり、年を重ねることを見越して省エネ家電を導入することで、引き続き快適に生活できます。

バリアフリー化

宅内での移動をサポートするため、段差を解消して安全な動線を確保し、必要な箇所に手すりを設置します。また、車いすでも使いやすいように出入口や廊下幅を広めに確保し、また介助してもらいやすいトイレに改修することで、最後まで自宅で過ごすことができるよう長期的な住みやすさを実現できます。

収納スペースの拡充

今まで見過ごしていた、使用されていない無駄な空間を活用した収納を新設することができます。壁面収納を活用できるようなリフォームも有効でしょう。季節家電や季節衣類の収納場所を確保し、使用頻度に応じた収納プランを最適化することで、すっきりとした暮らしが可能になります。

デザイン性の向上

好みのインテリアスタイルで統一感を出し、照明計画で心地よい雰囲気を作ることができます。建材や色使いを見直し、他の人とは違う、自分らしい空間を実現することで、より長く住める、住みたくなる住まいとなるでしょう。

リフォームを成功させるコツ

リフォームを成功させるには３つのポイントがあります。

プロのアドバイスを活用
トレンドを意識する
予算と目的を明確に

詳しく見てみましょう。

プロのアドバイスを活用

専門家は豊富な経験や知識、最新の情報にもとづいてわたしたちが気づかない課題の解決策を提案してくれます。たとえば、家族構成の変化や将来の暮らし方を見据えた提案や、建物の構造上の制約を踏まえた実現可能な改修プランを示してくれます。また、新しい建材や設備の性能、メンテナンス方法についても詳しい知識を持っているため、長期的な視点での選択をサポートしてくれます。

トレンドを意識する

リフォームを成功させるポイントにはトレンドを意識することも含まれます。ただし、一時的な流行を追うのではなく、長く愛用できるデザインや設備を選ぶことが大切です。たとえば、シンプルでベーシックなデザインは、時代が変わっても古びづらく、インテリアの変更にも対応しやすいものです。設備面では、省エネ性能や使い勝手の良さなどといった基本的な機能性を重視しつつ、スマートホーム化（インターネットに接続した家電や住宅設備を、スマートフォン等で操作する生活）など将来的に機能を追加するかもしれないということも考慮に入れると良いでしょう。素材選びにおいても、メンテナンスのしやすさや経年変化の美しさを考慮することで、長く愛着を持って使い続けることができます。

また、これはトレンドというよりも世知辛い時代の流れですが、防犯力の高い家にしておくことも大変重要です。

予算と目的を明確に

リフォームの目的をはっきりさせ、それに見合った可能な予算を組むことは、大変重要な要素です。

そのためにはまず、現在の不便な点や改善したい箇所をリストアップし、解決の優先順位をつけていきます。たとえば、古くなった水回りのやり替えは最優先されますが、デザイン性の向上は予算と相談しながら、場合によっては見送るといった具合です。

また、予算は余裕を持って設定します。リフォームをすすめていく途中で予期しない問題が見つかることがよくあります。その対応のための予備費を確保しておくことで、慌てずに対処することができます。さらに、プロは補助金や減税制度などの情報を持っていますので、教えてもらいつつ活用も検討します。

さらに、工事時期も慎重に選びます。季節や家族の予定、近隣への配慮なども含めて総合的に判断し、スムーズな工事進行を実現することが、満足度の高いリフォームにつながります。また、工事中の生活への影響も考慮し、仮住まいの手配や家具の一時保管なども計画に組み込むことで、ストレスの少ないリフォームを実現できるでしょう。

このように、プロの知見を活かしながら、将来を見据えたデザインと設備を選び、しっかりとした予算計画を立てることで、長期的に満足できるリフォームを実現することができます。