
Blogスタッフブログ
シニアのこれからの暮らしを快適に!床材選びの徹底ガイド

目次
おしゃれな街神戸から、インテリア情報を発信し続けているガゼボです。
毎日を過ごす上で、部屋の床は私たちに大きな影響を与えています。歩くたびに感じる足触り、部屋全体の雰囲気、そして安全性など、床材一つで暮らしの質は大きく変わります。
フローリングのスタイリッシュさ、畳の温もり、クッションフロアの使いやすさなど、様々な床材にはそれぞれ特徴があります。今回は、それぞれのメリット・デメリットを比較し、あなたにぴったりの床材を選ぶためのヒントをお届けします。
例えば、小さなお子様がいるご家庭では、柔らかく、防音効果のある畳やカーペットがおすすめです。一方、ペットを飼っているご家庭では、掃除がしやすく、滑りにくいフローリングやフロアタイルが適しているかもしれません。
このガイドでは、デザイン性、機能性、そして安全性など様々な床材の特徴を詳しく解説していきます。ぜひ、あなたのお部屋に最適な床材を見つけて、快適な暮らしを始めましょう。
1. フローリング

- メリット
掃除がしやすい:掃除機やモップで簡単に掃除できます。
モダンでスタイリッシュな空間になる:様々なデザイン、素材があり、部屋に合わせたコーディネートができます。
滑り止め加工があるものも:滑りやすい床はペットの足腰に負担がかかりますが、今は滑りにくいものもあります。
- デメリット
冬は冷える:特に足元が冷えやすく、暖房器具が必要になる場合があります。
転倒時の衝撃:転倒すると衝撃が大きくケガにつながることもあります。
音が響きやすい:階下に音が響きやすく、集合住宅では注意が必要です。
2. 畳

- メリット
冬は暖かく、夏は涼しい:断熱性に優れ、快適な室温を保ちます。
足に優しい:フローリングに比べて柔らかく、足への負担が少ないです。
湿度調整機能:湿気を吸収・放出するため、快適な湿度を保ちます。
- デメリット
ダニが発生しやすい:湿気がこもりやすいので、定期的な掃除が必要です。
車いすが利用しにくい:表面が柔らかいため、車いすが沈み込み動きづらくなります。
経年劣化が早い:フローリングに比べて傷みやすく、定期的な張り替えが必要になる場合があります。
3. クッションフロア
- メリット
安価:フローリングや畳に比べて価格が安いです。
クッション性が高い:足に優しく、転倒時の衝撃を和らげます。
水に強い:キッチンや洗面所など、水を使う場所にも適しています。
デザインが豊富:部屋の雰囲気にあったものが見つけやすいです。
- デメリット
傷つきやすい:フローリングに比べて傷つきやすく、耐久性が劣ります。
湿気がこもりやすい:塩化ビニル製のシートであるため、通気性はよくありません。

4. フロアタイル
- メリット
耐久性が高い:フローリングに比べて耐久性があり、傷つきにくいです。
水に強い:キッチンや洗面所など、水を使う場所にも適しています。
デザイン豊富:木目調、タイル調など、様々なデザインがあります。
- デメリット
フローリングに比べて価格が高い:フローリングに比べて価格が高めです。
施工が難しい:専門業者に依頼する必要がある場合もあります。
5. カーペット
- メリット
暖かく、足音がしない:防音効果が高く、足音や生活音を軽減できます。
多様なデザイン:様々な色柄、素材があり、部屋の雰囲気に合わせたコーディネートができます。
- デメリット
掃除が大変:こまめな掃除が必要です。
ダニが発生しやすい:定期的な掃除や、ダニ対策が必要です。
車いすが利用しにくい:長い毛足のものは、車いすが沈み込み動きづらくなります。
経年劣化が早い:汚れや毛玉が目立ちやすく、定期的な交換が必要になる場合があります。
6. 大理石

- メリット
高級感がある:高級感のある空間を演出できます。
耐久性が高い:傷つきにくく、長持ちします。
- デメリット
高価:他の床材に比べて価格が高いです。
冷たい:冬は冷たさを感じることがあります。
重い:施工が難しい場合もあります。
7. コルク材

- メリット
暖かく、足に優しい:フローリングに比べて柔らかく、足への負担が少ないです。
防音効果が高い:足音や生活音を軽減できます。
環境に優しい:自然素材なので、環境負荷が低いです。
- デメリット
傷つきやすい:フローリングに比べて傷つきやすいです。
水に弱い:水に濡れると変色したり、膨張したりすることがあります。
シニア以降の暮らしに最適な床材選びのポイント
シニア以降の暮らしにおいて、床材選びは快適で安全な生活を送るために大変重要です。そのため床材を選ぶ際には、身体への負担ができるだけないもの、転倒を防止できる素材であること、日々の清掃がしやすいこと、そして室温ができるだけ適温に保てるような素材であることを考慮する必要があります。
足腰への負担ができるだけ少ないもの

硬い床は、その上に立っているだけで足の筋肉が緊張した状態が続くので、足腰に負担がかかります。また膝をついたり、転倒したりすることを考えると、畳やクッションフロアなど、柔らかい素材を選びましょう。
転倒防止対策を施す
転倒はシニア以降の年代では大変大きなリスクになります。滑り止め加工が施された床材を選ぶ、または滑り止めマットを敷くなど、転倒防止対策をしましょう。特に水回りの床材には注意が必要です。
掃除のしやすさを考慮する

掃除をし、部屋を清潔に保つことは健康に大きな影響を与えます。掃除機やモップで簡単に掃除できる床材を選んで、日々の掃除の負担を減らすことができます。また、最近普及しているお掃除ロボットを使用する場合は、ロボットがスムーズに移動できるような凸凹の無い床材を選びましょう。
室温の変化に配慮する
断熱性の高い床材を選ぶことで、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。例えば、コルクなどは断熱性に優れており、室温を一定に保つ効果が期待できます。また、床暖房を導入することも有効な手段です。床暖房は足元から暖めるため、身体全体が温まりやすく、快適な冬を過ごすことができます。
床材選びは、住まいの快適性を高めるための重要な要素
様々な床材のメリット・デメリットを比較検討した結果、どの床材を選ぶべきか迷ってしまう方もいるかもしれません。そんな時は、一度専門家に相談してみられるのはいかがでしょうか。床材選びは、住まいの快適性を高めるための重要な要素です。ぜひ、この情報を参考に、あなたにとって最適な床材を見つけて、快適な暮らしを実現してください。

ご自宅のリフォームをお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。お客様の快適な生活空間を実現するために、精一杯お手伝いさせていただきます。