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色で奏でる、心地よい空間。色彩心理から読み解くインテリア選び

カテゴリー:インテリア全般

私たちは、無意識のうちに色に心を動かされています。

赤い色は心をときめかせ、青い色は心を落ち着かせるように、色は私たちの暮らしに想像以上に大きな影響を与えているのです。

インテリアにおいても色は大切な役割を担っており、色彩心理学を取り入れることで、お部屋はただ住む場所から、自分だけの特別な空間に変わります。

「食卓で家族と笑顔あふれる時間を過ごしたい」「リビングでゆったりと読書を楽しみたい」など、あなたの理想とする暮らしを、色で彩ってみませんか?

この記事では、そんな願いを叶えるためのヒントとなる、色彩心理を活用したインテリアコーディネートについてご紹介します。

色彩心理とは?

色は、私たちの目に映るものだけでなく、心にも様々な影響を与えてくれます。

色彩心理とは、色が人の心や行動に与える影響のことです。

私たちは色を通して、温かさや涼しさ、そして心地よい空間を感じることができるのです。

暖色と寒色

暖色は、太陽の光を連想させ、心身に温もりを与えてくれます。

心が躍るようなあたたかい気持ちエネルギーに溢れた活動的な気持ちにさせてくれるでしょう。

一方、寒色は、澄み切った青空や大海原を連想させ、心を落ち着かせてくれます。

青い海や緑の葉のように、心が安らぐような涼やかな気持ちやスッと落ち着いた冷静な気持ちにさせてくれるでしょう。

夏には、涼しげな寒色を取り入れることで、お部屋を快適な空間にすることができます。

軽い色と重い色

色は、重さや大きさの感じ方にも影響を与えます。

明るい色は、軽やかで開放的な印象を与え、反対に暗い色は、重厚で安定感のある印象を与えます。

膨張色と収縮色

また、色は、空間を大きく見せたり、小さく見せたりする力も持っています。

膨張色と呼ばれる暖色系の色は、視覚的に膨張して、大きく見えるのが特徴です。

まるで、前に飛び出してくるような、そんな印象を与えます。

逆に寒色系の色は収縮色と呼ばれ、視覚的に縮んで、小さく見えるのが特徴です。

遠くにあるように感じられ、奥行きを出す効果があります。

各部屋に合わせた色の使い方

リビング:家族が心地よく過ごせる空間に

リビングは、家族みんなが集まる大切な場所です。

  • 暖色系 (赤、オレンジ、黄色など) は、温かみを感じさせ、家族の絆を深めるのに役立ちます。
  • アースカラー (ベージュ、ブラウンなど) は、自然な雰囲気を演出して、リラックス効果も期待できます。

寝室:安らぎとやすらぎの空間へ

寝室は、一日の疲れを癒し、質の高い睡眠をとるための場所です。

  • 寒色系 (青、緑、紫など) は、心を落ち着かせ、リラックス効果が高く、安眠を促します。
  • パステルカラー は、穏やかな雰囲気を作り出し、心地よい眠りをサポートします。

キッチン:食欲をそそる空間に

キッチンは、食事を作る場所であり、家族が集まる場所でもあります。

  • 暖色系 (赤、オレンジ、黄色など) は、食欲を刺激し、活気あふれる空間にします。
  • アースカラー (ベージュ、ブラウンなど) は、自然な素材感を演出して、温かみのあるキッチンに。

書斎:集中力を高める空間に

書斎は、仕事や勉強をするための場所です。

  • 寒色系 (青、緑など) は、集中力を高め、生産性を向上させます。
  • 灰色 は、落ち着きを与え、思考を深めるのに役立ちます。

色彩心理を使って理想のお部屋に

このように色には、私たちの心身に様々な影響を与える力があります。

色彩心理を理解しインテリアに取り入れることで、より快適で自分らしい空間を作ることができます。

当店では、お客様一人ひとりのライフスタイルや好みに合わせて、最適なインテリアコーディネートをご提案いたします。

お部屋の模様替えをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。

色彩心理の知識と経験豊富なスタッフが、お客様の理想の空間を実現のお手伝いをいたします。

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