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【リライト:タイトルを2024へ変更未】2023秋の新入荷のギャッベ たち
カテゴリー:手織り絨毯ギャッベ
目次
ギャッベとの出逢い
いつも新しい出会いはワクワクします。
今年も美しいギャッベたち、可愛いギャッベたちがたくさん入荷しました。
その年々ごとに作品の方向性も少しずつ変わります。
いつも新たな出逢いであり、毎年ときめきを感じるのです。
だからといって、以前の作品が古く感じるかと言うと、またそれも違います。
「どこを(どの時代を)切り取っても楽しい。」
その時々の「織り子」さんの思いを感じるからでしょうか。
ゾランヴァリ社のギャッベをお勧めする理由
本物のギャッベの品質
ギャッベは、イラン(旧ペルシャ)の南西部シラーズを含むファールス地方の山岳に生きる、遊牧民の「手織り絨毯」です。
5000年以上の古来から伝承され、継がれてきた絨毯です。
母から娘へ家族や種族の繁栄、幸せを願って様々な文様が織り込まれます。
素朴さと使い勝手の良い実用性、素朴であり斬新なデザインが世界中の人々を魅了して愛されています。
しかしながら、その人気にあやかろうと、質の悪い安価なギャッベも多く出回るようになりました。
本物の上質なギャッベは、その土地で育った羊の特徴でもある、上質な油分をたっぷり含んだまっすぐしなやかに伸びる山岳羊毛で作られています。
そのため、放湿性や保温性に富んでいます。
また、まっすぐの毛は毛並みを揃えやす炒め、夏は熱を逃がしやすく、冬はしっかりと温かいため、本物のギャッベは1年中使えます。
さらには、冬に羊を寒さから守った「春に刈り取った毛」であることです。
土地の風土や自然に逆らうことなく作られ、商業的に大量生産されたものとは品質が異なります。
また、茜やくるみ、インディゴなどの天然の染料である「草木染め」ですべての色をしっかりと染め上げています。
その糸で、母から子へ受け継がれた伝統的な高度な織り技術で織りあげられます。
雄大な土地で伸びやかに生きるからこその自由な感性が息づいています。
ギャッベの織り方や伝統的なデザインこそが最大の魅力として再評価され、カシュガイ族伝統の「イラン南西部・ファールス州の絨毯織り技術」は2010年ユネスコ世界無形文化遺産にも認定されました。
他にも、集積した後の裏焼きや、洗い、経糸の平織と縫い込み・・・
実にたくさんの行程によって、月日をかけて一枚が出来上がるのです。
本物のゾランヴァリのギャッベ
ガゼボでお取り扱いしている、ゾランヴァリのギャッベは、完成までのプロセスに妥協がありません。
そして、織り手の「家族を想い、種族の繁栄を願う」という深い愛情が、一目一目に込められているからこそ、見るものを感動させ惹きつけてやまないのです。
それが、ゾランヴァリのギャッベにこだわる私たちガゼボの誇りです。
2024年秋の新作ギャッベフェアが始まります!
毎年、秋になるとギャッベの季節だとおっしゃってくださるお客様が増えました。
今年も新作を準えまして、新作フェアを実施します!
年に2回のみの機会です。
ぜひ、本物のゾランヴァリギャッベに触れて、本物の品質に触れてください。
期間:2024年10月5日(土)〜2024年10月14日(月•祝)
時間:10:30-18:00
場所:神戸市中央区元町通3丁目9-8 パルパローレビル2階ガゼボショップ受付 4階特設会場
※誠に申し訳ございませんが、水曜定休の為10月9日は休業致します。